泉川まちづくり10年の計

まちづくりの方向性・指針としては、

1. 自分達にできることは、自分達でやる。
   行政に依存しない。ただし、一緒にやれることは協働で相乗効果をあげる。
   ギブ=アンド=テイクの関係をたくさん築く。
   金は天下の回り物。ある所にある金を活かして使う。

2. 地域の子ども達をできるだけ早く一人前にする。
   子どもも地域の一員である。お客さんにせず、大人と一緒の土俵に乗せる。
   子ども達の自律できる力を養うには、地域の人との“斜めの関係”が重要
   子どもに悩ませ、苦労した末に達成できた充実感が味わえるよう。

3. 「結いの心」をみんなが持って、しんどい時は助け合う。
   支えあう心をなくしてしまうと取り返しがつかない。今なら間に合う。
   人との付き合いが薄いドライな人間関係から、煩わしいウェットな関係を求める。
   「結いの心」は太鼓台をかき上げる心と同じ

4. 役に立つことを学び、知らないから損をしない人生を送る。
   社会の変化を先読みし、いざという時になってあせらない知識を身に付ける。
   学ぶことが「得になる」、「徳になる」という考え方を定着させる。
   昔の学校の知識では、今の世の中は乗り切れない。

5. 地域がよくなれば評価が上がる。まちの価値をみんなの力で高めていく。
   みんなの心があたたかく、優しい人の多い町には人が集まってくる。
   きれいな町、挨拶の交わされる町、信用のできる町、理想の町をつくれる。
町の値打ちがいつの間にか高まっていく。地価も上昇するか?

6. 地域の10年先に思いをめぐらせ、事業を積み上げていく。
将来のビジョンを明確化し、階段を一歩一歩上っていく姿勢をもつ。
ただし、前年度コピーの事業ではなく、新しい発想を一つでも盛り込んでいく。
〜水彩画ではなく、油絵の発想で〜

具体的なまちづくり目標

1. 子どもからお年寄りまで、安全と安心を感じられるまちづくり

2. 四季の花が咲き、ごみのない美しいみんなが誇れるまちづくり

3. 言い出しっぺががんばり、みんなが支えるまちづくり

4. ソーシャルキャピタルを有効活用できるまちづくり(人財のネットワーク)

5. 金をあてにせず、まずはやりたいことを考え、実践するまちづくり。

6. 自分の知恵、知識、汗を出し惜しみしないまちづくり

7.  みんなが情報を共有し、参加できるまちづくり



讃岐先生のことばから

  「温故知新」から「温故革新」に
   「ふるきをたずね、あたらしきを知る」から「ふるきをたずね、新しいものに改める」

  「滅私奉公」から「活私創公」に
   「私をなくし、公につくす」のではなく、「個人をいかし、公徳心、公共心、パブリックを創造する。」


まちづくり講演会
  「そこに暮らす人が進めるまちづくり」
       講師 放送大学愛媛学習センター所長  讃岐 幸治 先生
   平成19年3月2日(金) 19:00〜20:30
   泉川公民館 研修室 (懇談会は別)  
公民館ルネサンス塾(ステップアップ編)

1.目 的  公民館が今後どのような施設になることが、存在意義を高めることになるのかを様々な視点から考察し、その方策を市民に全国に情報発信する。


2.方 法  公民館側の視点だけではなく、公民館の利用者(市民)の視点から、現状を分析し、今後目指すべきビジョン、方向性をまとめる。
        昨年度、公民館ルネサンス塾の受講生の中で参画者を募集する。
        ・社会教育関係団体
・ 市民活動団体(NPO)
こどもから高齢者まで各界各層の提言を踏まえ、ワークショップを行なう。

 
3.期間・回数  平成19年4月〜9月(月1回程度)
         讃岐先生を交えてのワークショップ
         自分達での意見交換・公民館の現地見学・職員との意見交換

4.検討事項 (1)公民館の必要性について(存続の要否)

       (2)生涯学習・地域づくり・人づくり、何に特化すべきか

       (3)住民主導型への移行は可能か(指定管理者含め)

       (4)公民館職員の必要性 (正規職員必要か)

       (5)自治公民館と条例公民館、地域交流センター、NPO支援Cなど

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